チャイルドアートカウンセラーになったきっかけ②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまたま図書館で見かけた「色彩記憶」は、

色で心をたどる「カラーヒストリー」というものがテーマになっています。

カラーヒストリーを簡単に説明すると、

子ども時代から、記憶に残る色を順に記録し、

それらの色にまつわる出来事を書いていく。

その色がでてくる時代が、どんな心の状態だったのか、

色と心の結びつきをたどって色の自分史を作ったものを、

「カラーヒストリー」と呼んでいます。

この著書には、赤から紫まで9つの色の物語(カラーヒストリー)、

言いかえると9つの人生の色物語が紹介されている。

 

子育てで悩んでいた当時、この本を読み進めていくうち、

いくつかの物語が自分と重なったり、共感を覚えたりして、

色という鍵を使って心の扉を開いていく色彩心理に興味を抱くようになりました。

子育ての行き詰まりの原因が、自分にあると漠然と気づいていたので、

「カラーヒストリー」をやることでその原因が探れるかもしれないと、

著者の末永蒼生・江崎泰子が主宰する色彩学校の説明会に参加したのが7年前のこと。

 

成人してから色鉛筆を握った記憶がないぐらい美術とは無縁で、

おまけに苦手意識まであるわたしが色彩学校に行って大丈夫なのだろうか!?,

不安の気持ちいっぱいで参加したのが思い出されます。でも、その気持ちが

ほぐれたのは「色には良い悪いがない」、「表現に上手い下手はない」、

「色や表現で人を判断、診断はしない」と聞いたときでした。

説明会にはさまざまな職業、世代の方々が参加されていて、

皆さんの目的は千差万別。 スキルアップ、教養、趣味の方もいれば、

私のように自己探求のために来られている方もいました。

説明会でいちばん印象に残った言葉が、

「答えは自分のなかにある」。

この言葉が妙に響いたのを覚えています。

自分のなかにある答えを、色彩を使って自分自身で見つけていく。

わたしが必要としているのはこれだ!みたいな直感で、

色彩学校に通うこととなりました。

 

つづく

 

*「色をめぐる心の旅 色彩記憶」はPHP研究所から発行されています

著者:末永蒼生・江崎泰子