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12月に入って街中はすっかりイルミネーションで彩られクリスマスソングが流れていますね。
子どもたちは待ちに待ったウキウキワクワクの季節🎄 クリスマスにちなんだ作品からその気持ちがよく伝わってきます。
さて、先月完成した作品と子どもたちの様子のご紹介です。
画像の作品は小学6年生が完成させた「ウッドハウス」のライトです。
実はこちらの画材キット、私の息子がとりかかったものの、半分以上が未完成のまま1年近く放置されていたもの。息子がアトリエの画材に使って良いというので持っていったところ、6年生の女の子が完成させてくれました。細かい作業もあって大人でも根気が必要な創作でしたが、コツコツと取り組んでアトリエ時間3回分で完成させました。
ふたりで力を合わせて創作した合作☆
下のスライドでは、ライトをつけたときの画像がご覧いただけます。
アトリエ中でのひとコマをご紹介します。
画像の男の子は、画用紙の上で透明なスライムに赤い絵の具を混ぜてこねている様子。
日頃は絵の具も赤い色もあまり使うことがないのですが、この日はしばらくのあいだ手についた赤いスライムの感触を楽しんでいました。
そうしているうちに、過去の悲しい記憶を思い出してしまったとのこと。
なんでも数年前に自宅のベランダに置いていた亀が水槽から脱走して一階に落下。そのときに見た亀の血の色が赤いスライムに似ていると話してくれました。
色が過去の記憶の扉を開けた瞬間でした。
色は「心の言葉」と言われるほど人間の記憶と感情に深く繋がっていて、
心身にさまざまに作用しているゆえんがこのひとコマで見てとれます。
赤いスライムが悲しい思い出を呼び覚ますきっかけになりましたが、
手についた真っ赤なスライムの感触を味わいながら、
アトリエ仲間に当時の出来事を話すことで、
悲しかった気持ちを癒しているようでした。
人は自らの力で自分を癒す力を持っています。
そして色はときに人の記憶の引き出しを開けて、
心の傷を癒すサポートをしてくれる。
人にそなわった潜在能力と色の力、
どちらもなかなかのものですね!
さて、今月の創作画材のお知らせです。
今月はアトリエ主宰者が年に2回企画する「お楽しみ画材」をご提供。
今回のテーマはお正月にちなんだ「しめかざり」。
しめ縄としめ飾りの由来に触れながら、
しめ飾りに使う素材を使って創作を楽しんでもらう企画です。
どうぞ、お楽しみに♬